スリランカ留学日記

2019年3月に高校を卒業し、5/28よりスリランカのコロンボで英語と仏教を勉強中です。時々絵日記。お気軽にコメントいただけると嬉しいです☺️ 2021年現在留学終了、ブログ整理中です。

【96日目】お誕生日パーティにお呼ばれ【親戚集合】

お世話になってる日本語を話せる先生に、お誕生日パーティをするから来てねとお呼ばれして、行ってきました!

初めてのイベントにワクワクする反面、お誕生日会という身内イベントに呼ばれて大丈夫だろうかという不安と共に参加。誕生日のお母さんにはサプライズらしく、室内がバルーンですごい可愛く飾り付けされてました。

 

お手伝いで簡単な丸パンのサンドイッチを作り始めて、30個くらいのサンドイッチが出来たあたりで「こんなに食べるのか……?」とふと思う。

 

私:あの、今日何人くらい来るんですか?(サンドイッチ作りながら)

先生:えーと……40人くらいかな?

私:えっ?

 

えっ?   40人?   誕生日会に?

まだまだ袋に大量に入ってる丸パンに納得。そりゃこんなにいるわ40人も来たら、と。

普通に家に入る人数じゃないでしょ……

結局サンドイッチは70個くらい作った。卵ペースト塗ってトマト薄切り一枚、レタス一枚で完成だからサクサクでしたが、すごい量。

作ってる途中で台所にひょこひょこ「来たよー」と顔を出す親戚の方々。小さい子供も覗いてきて可愛い。(「ハロ〜ハーイ」と手を振るも返されず、しかし後で自分から手を振ってくれた☺️)

 

驚いたのが、「これ混ぜるのお願いします」と出された粉末のオレンジジュース。例えるならポカリ粉みたいな感じで、オレンジジュース粉。水に溶かして混ぜたらオレンジジュースの出来上がり。

フレッシュさのかけらもないなと思いましたが、しっかり美味しかったです。

(後から聞いたらアメリカのお土産らしい)

そこにリンゴの微塵切りを浮かせて完成。オレンジジュースにリンゴの微塵切り入れるの、贅沢感が足されてとても良いです。結構小さめのみじんで!

 

もう一つ面白かったのが、ケーキ。

ハッピーバースデーと書かれた四角いデッカいチョコレートケーキまでは大人数なので納得ですが

「ハッピーバースデートゥーユー、ハッピーバースデートゥーユー〜」とお馴染みの歌を歌いながら(同じなんや……と思った)、お誕生日の人がケーキを一切れ 切ります(四角いケーキなので四角い一欠片)。

その後それを一口食べて、旦那さんに始まり、親しい家族たちでそのまま回し食べし始めました。これにビックリ。

ほんの一口ずつかじって行って、沢山の人が同じ一切れのケーキを食べてました。

これは家主さんのウェディング写真を見せてもらった時も一切れのケーキの食べさせ合ってるのが写真に撮られていて、そういう文化があるんだと思います。

スリランカ以外でもあるのかな? 私は初めて見ました。ケーキを回し食べするの。

 

その後ゆっくり食べてる時間。ケーキと作ったサンドイッチ、名前を忘れましたがチーズの入った揚げ物。食べ終わってたら、先生が配って回っている。

 

先生:パンです(皿を差し出される)

私:いただきました!

先生:いや、もう一つね(ズイ)

私:アッ頂きます……

先生:揚げ物は?

私:いや……

先生:もう一つね

私:いただきますッ

先生:はい、ケーキね(後ろから置かれる)

私:アリガトウゴザイマス……

先生:揚げ物まだ食べれますね?

私:いただきますゥ(三つ目)

先生のお母さん:揚げ物は?

私:バトゥピリラッ……!(お腹いっぱい)

 

先生が日本人には断るのが難しい圧力でご飯を勧めてくれ、いつまでも皿が開かない。ドラえもんの饅頭が増えまくる話を思い出します……奥の手として私はお皿を自分で洗って抜け出しました笑

 

ちょっとしたゆったり時間になったので、作ってきた連鶴(一枚の紙で二羽の鶴を折るやつ)を小さい子にあげてみる。「何これ?」みたいな反応だけど、キュッと笑って「センキュ!」と言ってくれてめちゃ嬉しくなる。プチ夢だった折り紙渡しが出来て私は感激。

そしたら違う子が走ってきて、シンハラ語はわからないけど「いーなー!」って感じだったので、連鶴じゃない普通の鶴をあげる。おとんに見せに行き、お兄ちゃんが「ちょっと貸して!」と差し伸べる手を全力拒否していたのは私としては嬉しかった笑

元は誕生日の先生のお母さんにせめて渡せればいいかな、と思っていたのでもう一羽その場で折る。

今朝言われて何を持ち込めばいいのかも分からなかったので、多少の日本のお菓子と折り紙でした。お家にもいくつもの日本グッズがあったのと、また連鶴は夫婦鶴と呼んでいた覚えがあり、鶴には長寿を願う気持ちもあるので、先生のお母さんという相手でも重すぎないかなあと。小さい物だし。

スリランカの「アーユボーワン(今は殆ど使わないらしい挨拶)」も、「長生きしてください」のような意味になるいうのもあったので。

表立って渡すというよりは、先生にちょっと話して置いただけですが……

帰る前には「スバ ウパンディニャック ウェーワー(お誕生日おめでとうございます)」が言えたのと、ほっぺキス(ほっぺとほっぺを合わせる)をしてもらえたので、すごく嬉しい気持ちで帰ってくることができました。