【10日目】語学学校2日目【休み時間は異文化交流】
スバ ダハラワッ(ゥ)ク ウェーワー!
こんにちは!
今日は木曜日、2日目の語学学校の日でした。前回は結構 楽しくも大変だった印象が強く、同じくらい緊張しながら向かいました。
語学学校へはバスで行きます。やり方を覚える必要があると、前回の火曜日と今回は一人の現地のお姉さんが一緒に行ってくれました。本当にありがたい。
バス停の場所、バスの番号、行き先の伝え方、料金についてなどなど……
バス賃は激安で、片道10円くらいです。桁が一個足りないレベル。
乗り心地は良いか悪いかで言えば悪いですが、楽しめる範囲です。街全体がかなりクラクションなどで賑やかなので、車内で会話するのは難しいですが、今のところ心地いい異国感です。
時折ガタガタと激しく揺れ、急ブレーキ、急カーブ、トゥクトゥクもバイクも車線などないかのように走っている、人もバンバン渡ってくる道路を、バスの大きな車体で走っていくのは相当な運転テクニックだと思います。
バスには二人は必ず乗っており、一人は運転手、もう一人は乗客を担当します。乗客担当の人は基本的にバス車内で立っており、また歩き回って乗客から運賃を受け取ります。日本のバスのような自動料金箱はないので、お釣りなども一人のお兄さんが計算して渡しています。
バス停が近づいたりとか、時折バスの乗り口から大きく身を乗り出し、シンハラ語でなにか呼びかけます。多分、「○○行き、○○行き、乗る人はいないか?」という客引きにも近い声かけだと思います。バスの前と後ろにバスの番号が書いてあり、私はそれでどこ行きかを判断しますが、シンハラ語が分かれば多分行き先も言ってると思います。
語学学校では
今日の授業は現在系、過去系、未来系……という文法の話でした。中学で習った内容ではありますが、それが全部英語になると途端に難しくなる。中身を知っていても、それを説明しようとするとちょっと混乱。
- Past Simple (過去形)
- Present Simple (現在形)
- Future Simple (未来形)
- Past Continuous(過去進行形)
- Present Continuous (現在進行形)
- Future Continuous (未来進行形)
- Past Perfect Simple(過去完了形)
- Present Perfect Simple(現在完了形)
- Future Perfect Simple(未来完了形)
- Past Perfect Continuous (過去完了進行形)
- Prsent Perfect Continuous(現在完了進行形)
- Future Perfect Continuous(未来完了進行形)
- Gerind (動名詞)
今日やったのはこれについての理解。いくつかの例文(example sentence)を出され、どれに当たるかを分類する。
「これらの例文がどれの形に当てはまるか考えて分類し、話し合い、グループで結論を出してね」という先生の指示は全然聞き取れず、周りの動きを見てなんとか話し合いに参加しましたが、分類自体は得意でした。基本として習ったことだったので、シンプルなクイズをやっている気分でした。
例えば
I can speak Spanish.
私はスペイン語が話せる。
これは Present Simple(現在形)。
They couldn’t wait.
彼らは待てなかった。
これは Past Simple(過去形)。
He has been able to swim since he was three.
彼は三歳の時から泳げる。
これはPresent Perfect Simple(現在完了形)。
ただグループの人が自分の意見と違った時に、「なぜ違うのか?」を説明することは相当難しいと感じました。まず私は自信がなく、「私はこう思うけど……」と控えめに言うくらいしか出来ない。
なにより周りの人は、「話すことは出来るけど、書いたり読んだりするのは苦手」というタイプ。本気で真逆です。勿論私より早く本を読めますし、沢山の文を書けます。ポキャブラリーとか諸々も周りの人が数段上ですが、「書いたり読んだりする方を多くやってきて、聞けない・話せない」の私とは引っかかる部分が違う。
だからペラペラに喋る人でも文法については答えが違っていたりするようで、「英語学習」の違いを感じました。どっちが良いとか悪いとかではなく。
そこの分類の部分だけ、ようやく授業に参加できたように思います。
今やりたいのは、先生がクラス全体に何か質問を投げかけた時に、サッと考えを声を出せること。時々分かることもあるんですが、まだ声が出せません。違う答えでもドンドン発言しているのを見ると、やらねば、という思いになります。
ちなみにこれまでクラスで話した人は、だいたい20歳以上の人が多く、18歳以上からのコースとはいえ思ったより年上ばかりでした。でも授業ではなにも関係ないし、一緒に勉強しているのは楽しくて、「学生であること」の贅沢みたいなものも感じています。
英語が話せるようになったらあんなことして、こんなことして……と思ってましたが、英語を学ぶ過程すらとても楽しいです。私の国も、県も、名前も、外見も、しぐさも、全部さらに自分にとって大事なものになっていきます。
自分の今好きなものも、触れてから興味が湧いたものが多いのかもしれません。英語もスリランカもこれからそういうものに、大事なものになっていく気がします。
休み時間として、15分くらいの自由時間があります。その時にはお手洗いに行ったり、主に会話したりします。今日も日本についてとか、スリランカについてとか、また他の国とか……今日の授業には写真で箸が出てきたので、それについて聞かれたり。今度は図書館とか行ってもっと長く滞在したいです。今回と前回はバスについて教えてくれるために私を待ってくれてるお姉さんがいるので早く帰りましたが、図書館も楽しみです。というかウチにネット環境がないので、動画で勉強が出来ません。図書館ではそういう勉強も出来ると聞いたので楽しみ。
帰りのバスの中ではシンハラ語を教えてくれました。(耳コピでカタカナにしただけですが 発音は割と近い?)
ムドゥサラナイ / take care, bye(別れの言葉: 気をつけて)
ハリ ロスニィ〜 / Hot (会話: あつい〜)
お姉さんが「ハリ ロスニィ〜」と言ってパタパタ扇ぐ仕草をしたので、私も同じように「ハリ ロスニィ〜」と言って手でパタパタ扇ぐ。二人してケラケラ笑って、楽しい時間でした。書いて公開するのがもったいないくらい。
(雨で一時的に停電して、懐中電灯で洗濯している写真)
ムドゥサラナイ〜